経営理念

私たちは、介護の現場で働く人を、
ITを使ってサポートすることが使命です。

「介護の現場で働く人を、ITを使ってサポートする。」を当社の使命とし、
当社のコアコンピタンスとして、次の5つの「事業の柱」を掲げ事業運営を図っています。

①デバイス管理

デバイス管理

  • センサーを含む全デバイスの全数管理
  • 調達から、設定、運用、廃棄までライフサイクルの一括管理
  • PC、センサー等各種ハードウエアのメンテナンス

②コールセンター

  • 全システムの一次受付一本化と二次対応の実施
  • アプリの操作に加えて運用ルールの指導、センサーの問合せ、BYOD等にも対応
  • システム、ハードウェア、ネットワークを含めた総合的対応

コールセンター

③カスタマーサービス

カスタマーサービス

  • 施設、事業所のインフラ環境、IT資産の把握
  • 施設、事業所のインフラ環境の整備と機器の安定稼働の維持
  • 施設、事業所のシステム利用環境の維持とレスポンスの改善

④インフラ運用管理

  • サーバー(オンプレ、クラウド、仮想含む)およびネットワーク機器の安定運用
  • 社内ネットワークへの接続制限やWebフィルタリング等の適切なアクセス制限によるセキュリティの保全
  • 障害の検知、原因の究明と対策の実施

インフラ運用管理

⑤設備管理

設備管理

  • 建物の無線化工事の実施(新規導入およびリプレイス工事)
  • ナースコール・スマホ連動の運用と保守
  • 新築案件の設計及びネットワーク機器の導入実施

私たちは、コンピュータが
苦手な人が大好きです。

パソコンのイメージ

単純計算を速く行うための存在だったコンピュータが、いつの間にか大切な情報の塊になってしまいました。
元々1台で動いていたはずのパソコンは、インターネット環境の進化により、何十台何百台と繋がって動くようになりました。

ですが、実際はコンピュータの機能の一部しか利用しておりません。当然です、毎日ものすごいスピードで進化しているのですから…

私たちは、コンピュータに関わる全ての事柄を理解しているわけではありません。私たちは、世界最新とか史上初と言われる技術は持っていません。私たちは、お客さまの本来の業務を助ける事は出来ません。
ですが、私たちはITを通して、必死に働く皆さんのお役に立ちたいと思っています。

私たちは、パソコンやプリンターの故障、ソフトウェアやネットワークのトラブルから復旧した時に言っていただける『感謝の言葉』が忘れられません。

私たちは、コンピュータが苦手な人が大好きです。そして、ITを通して社会に貢献したいと、常に願っています。

生い立ち、そして出会い。

会社内観

当社は2000年9月1日に、設立しました。設立した当時は、物販を中心とした企業でした。取引先は、私が以前に勤務していた事務用品販売会社のお客さまが主でした。毎日必死に働きましたが、思うような結果を出す事ができず、悶々とした毎日を過ごしていました。

そして設立からもうすぐ1年をむかえようとした頃、ある特別養護老人ホームさま(デイサービスセンター等を併設した複合施設)から仕事の依頼をいただきました。

外観は、それはそれは立派なお城のような建物です。しかし、建物の奥に入っていくと、時折なま暖かい風が吹いてくることがありました。
何をしているのか気になり見てみると、介護スタッフの皆さまが入居者(ご利用者?)の入浴のお手伝いをされていました。

それはそれは大変な光景でした、介護の現場を知らない私にとっては異次元の風景でした。スタッフの皆さんは、汗びっしょりになりながら笑顔で声をかけていらっしゃいました。
それから度々介護施設に伺うようになり、介護の仕事はかなりの重労働だと分かりました。

実は私の祖母は、同様の施設で暮らしていました。幼い頃、大好きだった祖母の姿が、いつの頃からか見えなくなりました。子供には理解できない難しい名前の施設に引っ越したと教えられました。
なのに私が祖母に会いに行ったのは、たった一度だけ。一度会いに行って、その雰囲気に圧倒されたからです。そこには表現できない辛く重い雰囲気が充満しており、子供だった私は二度と足を踏み入れる事はありませんでした。

ですが、目の前にある介護施設は違いました。ここで働く皆さんは、とても明るくほがらかでした。そして、人は何歳になっても身体が不自由になっても、価値ある暮らしをおくる権利があると教えてくれました。

この時、自分の中で少し考え方が変わりました。どちらにしてもこのままでは売り上げが上がらない、この際、介護施設で働く人を助ける事を仕事にできないかと考えました。しかし、私は介護施設で働く事はできません。あんなに忍耐強く、辛抱強く、優しくなれません。

介護のイメージ

信頼、感謝、
コンピュータを通して、
私たちにできること。

オフィスのイメージ

たまたま当時は、メールが一般的な連絡手段として定着した頃でした。
サーバーに接続してデータを取り出し加工して請求書を作成したり、グループウェアで業務連絡を行うなど、パソコンが業務の必須アイテムになり始めていました。ところが、介護施設で働くスタッフの中には、パソコンが苦手な人が沢山おられました。
コンピューターは人と違って、壊れても痛いとは言いません。なのに、なぜかコンピュータを恐れているように見えました。これなら、私でも役に立つことが出来ると思いました。

それからは、「インターネットに繋がらない、メールが送れない・印刷できない・エクセルが分からない・データがなくなった」これらの問合せに対応する事が、私の日課になりました。
毎日何度も同じ対応を繰り返すうちに、信頼関係が築かれ、色々な仕事をいただけるようになりました。

仲間にも恵まれました。少しずつ社員が増え、色々なことが出来る様になりました。また今では、その蓄積したノウハウを他業種にも転用できるようになりました。とてもありがたく感謝しております。

雑誌などで、立派な社長さんが企業は世の中の役に立たなければならないと言われていますが、最近その意味が少し分かり始めてきました。
仕事は感謝される喜びがあるから、続ける事が出来るのです。
これからも初心を忘れず、謙虚に素直に地道に、皆さまのお役に立ちたいと思っています。

スタッフ写真

SOMPOケアグループ経営基本方針

経営理念

SOMPOケアグループは、多くの高齢者の方やそのご家族および全従業員に対して「人間尊重」を経営の基本とし、安心・安全・健康に資する最高品質の介護サービスのご提供ならびに働き甲斐と働きやすい職場の提供を行い、「世界に誇れる豊かな長寿国日本」の実現に貢献します。

ビジョン

「世界に誇れる豊かな長寿国日本の実現」に向け、『高齢者の尊厳を確保した、より安心・安全な介護サービス、介護予防サービス』を提供できる持続可能な事業モデルを構築します。

行動指針

私たちは自らの仕事に誇りを持ち、たゆまぬ自己研鑽を通して成長し続けます。

一.私たちは、ご利用者さまの「できること」に着目して自立を支援し、カスタムメイドケアを通してQOLの向上を目指します。

二.私たちは、「おいしく食べる」を追求し、「元気を生む」を支援します。

三.私たちは、「ありがとう」の思いを大切に、職場の仲間とチームワークを築き、信頼で結ばれた関係づくりに努めます。

四.私たちは、地域とのかかわりを深め、ご利用者さまの地域での暮らしを支えると共に、社会づくりの一翼を担います。

五.私たちは、法令と社内ルールを守り、誠実さをもってご利用者さま・ご家族さま・社会と信頼を築きます。

 

事業運営指針

1.活力ある職場環境の実現と多職種連携

SOMPOケアグループは、介護のリーディングカンパニーとして、誇りと自覚をもって、職場環境の改善と介護職員の処遇改善を実現します。また、ご本人、ご家族、地域、そして多職種によるチームワークとコミュニケーションを重視し、 それぞれが互いに連携できるよう組織の活性化を積極的に図り、自由闊達・オープンで活力溢れる風土を実現し、魅力ある介護事業の構築を目指します。

2.地域との連携(施設⇔在宅介護サービスの展開)

SOMPOケアグループは、高齢者やそのご家族の多様なニーズに応えるため、施設介護サービスや在宅介護サービス等のフルラインナップの介護サービスを提供します。また、地域の一員として、医療、看護等との地域と連携した介護サービスにも積極的に取組むことにより、超高齢社会を迎えた日本が抱える様々な課題に対するソリューションの提供を実現します。

3.事業効率の追求

SOMPOケアグループは、SOMPOグループの総合力を活かし、最先端のICT・デジタル技術を導入することにより、業界トップレベルのサービス品質と生産性の実現を目指します。

4.透明性の高いガバナンス態勢の構築

SOMPOケアグループは、介護事業会社の社会的責任と公共的使命を認識し、透明性の高いガバナンス態勢を構築します。また、内部管理態勢を強化することで、リスク管理および再発防止策の徹底も図るとともに、適時適切な情報開示を行っていきます。

5.持続的な成長による企業価値の拡大

SOMPOケアグループは、各介護事業会社の事業計画の達成を前提として、業界平均を上回る安定した収益基盤の構築に向け、積極的に経営資源を投入することにより、持続的成長を実現し、企業価値の拡大を目指します。